こんにちは。アレクシスです。
転職エージェントってごり押しってあるの?
ごり押しされて断れなかったら怖いな。
これから転職エージェントを利用しようかな、と思う人はこんな風に心配するかもしれません。
私は20代で転職経験が4回あり、リクルート、パソナ、ワークポートなどの大手から小さい転職エージェントまでいくつも利用したことがあります。
その活動の中で様々なエージェントの方に出会ってきました。
”ごり”押しはされたことはないですが、”押し”は正直ありました。
その経験をベースに、転職エージェントのごり押しについて書いていきます。
まだ転職エージェントを利用していない方にとってはお役に立てる内容になっているかと思います。
目次
転職エージェントがごり押ししてくる理由
転職エージェントがどうやって成り立っているのか、ご存知でしょうか?
転職エージェントは企業に求職者を紹介する仕事をしていますが、求職者を企業に転職させてはじめて、報酬を得ます。
転職が決まると、企業から転職エージェントに紹介手数料が支払われる仕組みです。
求職者の転職が成功しないと転職エージェントには一円も入りません。
またノルマがあるので、求職者の転職を成功させようと必死になる人も多いんですね。
転職エージェントでゴリ押しされた時の対処方法
転職エージェントから”ゴリ押し”されたと感じるということは、紹介された企業が自分に合わない、希望と違うと感じているということです。
そんな時はその案件はきっぱり断りましょう。
親身になって相談に乗ってくれている転職エージェントの担当者なら、断りにくい気持ちになることもありますが、曖昧にするのは相手のためにもこちらのためにも良くないので、きっぱり断るのが良いです。
その時に自分の希望をもっと細かく明確に伝えると、より自分に合う案件を紹介してもらえる可能性が高まります。
転職エージェントでゴリ押しされた時の断り方
ゴリ押しされた時の断り方にはいくつかあります。
他の転職エージェントで決まった、と言う
転職エージェントをいくつか並行して使うのは今時普通です。
もしもゴリ押しされて困っていてもうそこを利用する気がないなら、「他の転職エージェントで仕事が決まりました」というと話は終わります。
今の仕事を続けます、と言う
転職エージェントを使わなくなる自然な理由としては、転職活動自体を辞めて今の仕事を続ける、というものが挙げられます。
そう言っても「もったいないですよ!」などとごり押ししてくるかもしれませんが、そこは振り切りましょう。
担当を変えてもらう
転職エージェント自体は魅力的で、担当のエージェントがゴリ押ししてくるので合わないと感じる時。
担当エージェントを変えてもらうことができます。
本人に言うのは気まずいので、別の人に言うと良いでしょう。
通常、転職エージェントは、営業担当と窓口担当とで組んで活動しているので、どちらかごり押しでない方の担当者に言うのが良いでしょう。
それも気まずい場合は、転職エージェントの窓口に電話して、全く関わりない人に伝えるのも一つの手です。
転職エージェントでゴリ押しされて困らないために
転職活動中は精神的に不安定になったりします。
無職の場合、「早く決めないと!」と焦るでしょうし、今いる会社が嫌で嫌で仕方ない状態であっても、中々仕事が決まらないと焦る気持ちが募るでしょう。
そういう平常心じゃない時に転職エージェントにごり押しされると、なぁなぁで受け入れてしまって、興味がない会社なのに面接に行ったりして嫌な思いをしたりすることもあります。
そんなことにならないためにも、心とお金に余裕を持って転職活動することをおすすめします。
例え、心とお金に余裕がなくても、自分の中で基準を固めておくことも、ごり押しに押し切られないための予防になります。
- ○○の仕事は絶対しない!
- ○○会社は絶対嫌!
など、ノートに書きだして自分の意志を明確にするのがおすすめです。
自分の中でしっかり基準を決めておくことで、嫌な思いをするのを避けられます。
曖昧なモチベーションで行くと、せっかく良い担当者に当たってもどういう求人を紹介したらいいのか、あちらも困るでしょうし。
転職エージェントでゴリ押しではないが、プッシュされた私の体験談
冒頭でも書きましたが、私は4回転職したことがあります。
つまり、5社で働いたことがあります。
内訳は正社員が3回、契約社員が2回ですね。
それで、転職エージェントも5社以上利用したことがあります。
良いと思ったエージェントも、「おや?」と思ったエージェントも当然ながらありました。
どこでもゴリ押しというゴリ押しはなかったのですが、プッシュがきついな、と思うことはありました。
とある外資系転職エージェントを利用した時のことです。
私は自分の性格上、体育会系の社風は合わないと自覚しています。
それでそれを担当者にも伝えていたのですが、ベンチャー企業の営業職を紹介されました。
自分でもその企業について調べましたが、イケイケな印象を受けました。
それで、その時に担当者に「今のあなたにぴったりの企業だと思います」と言われたんですね。
いやいやいや!
どこからどう見ても私は体育会系は無理だから!と思いました。
それで、担当者は私に合う企業かどうかを考えて紹介してくれているのではなく、ただ自分の持っている案件を紹介して成約させたいんだろうな~と思ったんですね。
こちらの担当者ではないですが、他の転職エージェントで企業の求人のことを「私の案件」「僕の案件」と呼んでいる担当者の人がいたので、企業に対してそういう縄張り意識が強いんだろうな、と。
まーあちらも商売なので仕方ないでしょうけど。
求職者の視点からすると、こっちのキャリアがかかっているので、あちらの目的達成欲を全面に出されるとちょっと嫌ですよね。
こういうこともあるので、いくらゴリ押しされようと自分の軸をブレさせないための心構えが大切です。
転職エージェントは良い担当者にあたると、すごく良い求人を紹介してくれたり、良いサポートをしてくれるので転職活動時期に利用するのはおすすめです。
親切な担当者の場合、履歴書、職務経歴書などすごく丁寧にアドバイスしてくれたり、給与交渉もうまくやってくれたりするので。
納得いく転職をするためにも、転職エージェントは上手に使っていきましょう。