自分が困った時だけ連絡してくる人っていますよね。
連絡が来て何回も相手の言う通りに頼み事を聞いていると「あれ?利用されている?」と気づいたりします。
今回は自分が困った時だけ連絡してくる人の心理や対処法についてまとめました。
目次
自分が困った時だけ連絡してくる人のシチュエーション
まずは自分が困った時だけ連絡してくる人がどういう時に連絡してくるか?ということがわかる、シチュエーションについてご紹介します。
結婚式に参列して欲しい
女性で良くあるのがこのパターンです。
学校を卒業してから一切連絡を取り合っていない、もしくはグループで集まる時に居合わせる程度の仲なのに、結婚式の時だけ連絡をしてくる人がいます。
盛大な結婚式を挙げたい、新郎がたくさん友人を呼ぶのでつり合いを考えて、などの理由で連絡してきているのであれば、それは人数合わせでしかありません。
普段一切連絡をしてこないのに、結婚式の時だけ連絡してくるというのはよほど困っているとも言えます。
親切心で出席して相手を助けるのもアリですが、結婚式に出席した後はまた連絡が途切れる可能性が大です。
もし自分の結婚式に招待しようとしても、断られたり、連絡を無視されたり。
そうなった時に「自分が困った時だけ連絡してくる人」だと気づき、怒りと虚しい気分に襲われます。
イベントの人数合わせ
人を集めることで周囲に力を示したい人がいます。
そういう人は普段関わりがないレベルの人に声をかけ、必死にイベントに呼び込もうとします。
普段連絡がないのに、引くほどの情熱でイベントに来させようとするので、嫌でも「このイベントにかけているんだな、人を集められる人だと周りに思われたいのだな」という裏の意図に気づきます。
しかしこれで距離が縮まったと思って、こちらから遊びに誘ったりしても来てくれず、その時に「自分が困った時だけ連絡してくる人」だったのだとはっきり気づきます。
お金を貸して欲しい
友達に「お金を貸して欲しい」という人は相手を軽く見ています。
大事な友達であれば、お金を貸して欲しいなどということは軽々しく言えないし、貸してということ自体が恥ずかしいからです。
お金を貸したとしても返ってこなかったり、こちらがピンチの時に助けてくれなかったりすると「自分が困った時だけ連絡してくる人」だったんだな、と気づいてがっかりします。
授業のノートを貸して欲しい
同じ学校に通っていて普段は仲良くないのに、「ノートを貸して欲しい」と言ってくる人がいます。
まさに「困った時だけ」頼ってくる人の典型で、簡単に借りられると思われていることに腹が立ちますね。
愚痴を聞いてほしい
何か生活の中でつらいことがあって、誰かに聞いてほしくて連絡してくる人がいます。
相手の愚痴を聞くのもつらく、聞く側も消耗してしまうものですが、困った時だけ連絡してくる人は気づきません。
自分の話したい話を延々として一人ですっきりしていく様子には怒りを覚える可能性があります。
お金を払ってカウンセリングに行ってよ!と言いたくなるような人物です。
自分が困った時だけ連絡してくる人の心理
自分が困った時だけ連絡してくる人の心理についてご紹介します。
相手を軽く見ている
相手を尊重する気持ちがあれば、普段連絡を取り合わないのに突然連絡して平気かな?頼っていいのかな?とためらう気持ちが生まれるものですが、自分が困った時だけ連絡してくる人はそこまで深く考えず、相手は快く対応してくれると考えています。
それはどこかで相手を軽く見ていて、自分より下だ、自分に好意を持っているから何でも言うことを聞いてくれるだろう、という考えが根底にあるとも言えます。
それは怖そうな人だったり、自分より格上と感じている相手には絶対に頼み事をしないところからも見て取れます。
この時点で気が優しい人、言うことを聞きそうな人を選んで連絡してきているのです。
自分至上主義
自分が最高!というお嬢様、王子様思考で周りが何でも自分の言うことを聞いてくれると思っています。
それを全面に出すとやばい人だと思われるので隠していますが、会話の節々に傲慢さが出ているので、接している内に気づくでしょう。
こういう相手に常識は通用しないので逃げるほうが早いです。
他人に興味がない
他人に興味がなく、自分や家族だけに愛情を注ぐ人は人付き合いをあまりせず、友達との友情を深める努力も行いません。
ただ自分や家族が得するためであれば、いつもはしない行動を取ることがあります。
結婚式の誘いだったり、子供の受験のために情報を集める時など、普段では考えられない行動力を発揮し、結果として周りに「自分が困った時だけ連絡してくる人」と思われるのでしょう。
自分が困った時だけ連絡してくる人の対処法
自分が困った時だけ連絡してくる人に困ったら、こんな方法で解決できるかもしれません。
きっぱりと断る
何か頼み事をされた時に「自分が困った時だけ連絡してくる人」だなと気づいたら、きっぱりと断るのがおすすめです。
「できません」を繰り返していれば相手もそのうち頼み事をしてこなくなるでしょう。
間違っても情にほだされて引き受けないようにしてください。
はっきりと言う
何度か頼み事をされて、自分が困った時だけ連絡してくる人だなとわかっているのなら、相手に「自分が困った時だけ連絡してくるよね(笑)?」と聞いてみましょう。
そんなことないよ、と言われたらじゃあ私の頼み事も聞いてくれる?と何かを頼んでみましょう。
はぐらかして受けない方向にもっていこうとしたなら、それがこちらを軽く見ているという証拠です。
人間関係、持ちつ持たれつ、の意識があるならたまには相手の要求を聞かないと、と思うはずなので。
人間関係において、どちらか一方が尽くして片方は搾取するだけ、というのは平等な関係ではないので、すっぱりやめた方が良いです。
必ずお返しを要求する
何か頼み事をされて引き受けるとしても、じゃあ○○してね、とこちら側の要求も取りつけましょう。
相手が拒否をしてくるなら、こちらとしても引き受けられない、というスタンスでいれば、平等な人間関係に持ち込むことが可能です。
こういう対応をしていると、自分が困った時だけ連絡してくる人は自然と離れていくとも言えます。
まとめ
人から何度か頼み事をされて自分が困った時だけ連絡してくる人だとわかった時には、少なからずショックを受けます。
それはこちらは仲が良く、理想的な人間関係を築けていると思っていたのに、実は利用されていただけだったという落差によるショックです。
どちらか一方が得をする関係は平等な人間関係ではないので、見切りをつけて平等な人間関係が築ける相手を探しに行きましょう。