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幸転力について。吉瀬美智子さんの本の感想(ネタバレ含)夫や娘も

幸転力は、女優の吉瀬美智子さんが2014年に出版された本です。

吉瀬さん初の本の刊行ということで、興味深く読みました。

年下の女性として参考にしたい言葉が多々ありました。

 

 

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吉瀬美智子さんの「幸転力」について

32歳で女優デビューした吉瀬美智子さん。

遅咲きの新人として売り出されました。

 

 

三浦春馬さん主演のブラッディマンデイや、のだめカンタービレでお見かけてしてとても綺麗な女優さんだなと認識し、注目していました。

その後あっという間に知名度のある女優さんになられ、

一大ブームになった昼顔にも出演されていました。

 

最近(2017年6月)ではNHKの「ブランケット・キャッツ」に西島秀俊さんと出演していました。

 

そんな吉瀬美智子さんが2014年に出版された本、「幸転力」について今更ですが、読んでみました。

幸転力では謎めいていた吉瀬美智子さんの生い立ちやプライベートについても包み隠さず語られていましたよ。

結婚相手や妊娠、出産のことについても。

 

 

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「幸転力」の本についての感想(ネタバレ含)

 

吉瀬美智子さんの生い立ちについて

謎めいていた吉瀬美智子さんの生い立ち。

 

吉瀬さんは1975年2月17日生まれ。

福岡県朝倉市出身です。

 

 

家族構成は祖父、父、母、姉、本人。

吉瀬さんが小学校低学年の頃、両親が別居していて母が家を出ていたので、母以外の四人で暮らしていたそうです。

そのことがあって母親に対するしこりのようなものがあって、お父さんと話す機会の方が多かったと語られていました。

でも自分が娘を産み、育てるようになって母親が大切に育ててくれたことを知ったと語っていました。

その後お母さんは戻ってきてそこからは夫婦で仲良く暮らしているそうです。

 

 

そんな生い立ちがあったとは意外でしたね。

幼心ながら辛かったのだろうなと感じました。

 

母が3年ほど出ていっていたにも関わらず戻ってきてご両親は今でも一緒に暮らしているということも驚きでした。

一回出ていったけど戻るってこともあるんですね。

 

 

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女優になる前について

吉瀬美智子さんは学生時代からメイクやファッションに興味があり、美容部員さんを目指していたそうです。

とても似合いますよね。あの美貌ですから。

 

高校卒業後、美容部員の試験を受けるも落ちてしまい、エステティックサロンで働いていたそうです。

その後そこを辞め、ホテルのカフェで働いていたところ、バイト仲間に「モデル事務所の社長に紹介するって言っちゃったから会ってね」と言われ、事務所に行ったと言います。

そして事務所に所属し、モデルの仕事をスタート。

 

 

このバイト仲間の人は何者だったんでしょうか笑

でもきっとものすごい美人がいるからということで、周りで評判になっていたのかもしれません。

 

その後上京し、オーディションをたくさん受ける日々。

負けず嫌いな吉瀬さんはいつも精一杯の自分で頑張ってきたそうです。

 

オーディションで選ばれるために相手が何を望んでいるかを研究し、自分で自分を演出して臨む努力を欠かしませんでした。

引用:幸転力

 

転機となったのが雑誌、「ドマーニ」のオーディション。

30代向けの雑誌に23歳の時に挑戦したそうです。

 

ここでも合格するために全力を尽くす吉瀬さん。

できるだけ大人っぽく魅せるため、上下とも黒のスリムなパンツスタイルでオーディションに行ったそうです。

 

モデル業ではこのように努力しているのか、と新たな世界を知ることができました。

 

「相手が何を求めているのかを研究する」ってマーケティングの基本だと思います。

モデルということで、メイクやファッションで相手の理想像に近づけていったんですね。

 

 

そしてドマーニの美容ページ専属のモデルになります。

その後約8年間も専属の美容モデルを務めたそうです。

 

 

美容モデルなので基本的にはメイクのページを担当。

表紙を飾るモデルになる可能性はほぼなかったそうです。

 

5年経った頃、「噂の!東京マガジン」のアシスタントの仕事も初めていて、テレビの仕事をスタートしていたこともあって少しずつ女優業に進出し始めます。

周囲からも「動いて喋ってる方が魅力的だから女優に転身した方がいい」と言われていたそうですよ。

 

長い間モデルをやっていて、そこからの女優業進出だったんですね。

上京したての頃に昼ドラに脇役で出たものの、NG連発し監督に「そうじゃない!」と言われ続け立ち直れないほど落ち込んだそうです。

それで「私は女優に向いていない」という思い込みが生まれたと。

 

 

一度の失敗で向いてないのかな、と自信喪失することがありますが、それは思い込みで最初だからうまくできなかっただけかもしれません。

一回~数回やって無理だ、と思ってしまっても数年経過してからやると「意外とうまくできたな」と思うことはたまにある気がします。

 

 

向いていないと思っていた女優の仕事に再び挑戦した吉瀬美智子さん。

そして、やるなら納得するまでやる!という負けず嫌いな姿勢が彼女を今の立場に導いたのではないでしょうか。

 

 

友人は少ない

今回心に残ったのが吉瀬美智子さんが友人は少ない、と語られていたとことでした。

モデルだし社交的で人との交流も盛んなのかと思っていましたが、

仕事とプライベートはきっちり分けたく、共演者とも連絡先は交換しないそうです。

 

 

地元の友人とも上京した後、共通の話題も減り、価値観も違ってきたので、徐々に疎遠になったということでした。

今でも仲良くしている地元の友人もいるそうですが、その人は仕事もがんばっていて刺激をくれる存在。

相手も吉瀬さんに刺激をもらえるというそうです。

 

そういう関係性っていいなと思いました。

自分も地元の友人との関係で悩むところがありましたので…

楽しくないのに、会っても疲れるだけの友人って会う必要あるのかな、と。

学生時代は楽しかったけどお互いに色々あるから相手も自分も、もうその頃の存在ではなくなっているんですよね…

別人レベルで変わる人もいますし、ね。

 

 

吉瀬さんの数少ない友人は

 

・前向きに生きている人

・刺激を与えてくれる人

・尊敬できる人

 

ばかりだそうです。

 

この基準点は参考にしたいと思いました。

もちろんもらうだけではなく自分も与えられる人にならないとと思います。。

 

 

吉瀬美智子さんの夫や娘

幸転力では吉瀬美智子さんの夫や娘さんについても赤裸々に語られていました。

夫の仕事については具体的には述べられていませんが、どうもやり手の実業家の方らしいですね!

 

 

5年の交際を経て、2010年に結婚されました。

この辺の経緯も本には詳しく書いてありました。

未来に向けて二人で話し合ったそうです。

 

女優業と子育ての両立についても語られていました。

中でも印象的だったのは「子供を産む年齢について」。

 

子供のいない人生も、結婚しない人生もそれぞれの人の熟慮の上での選択なら尊重されるべき、とした上で、

子供を望むなら早く考えた方がいい、と書かれていました。

38歳で第一子を産まれた吉瀬美智子さんならではのアドバイスでした。

 

 

遅咲きと言われている吉瀬美智子さんですが、

「これが自分にとっての最良のタイミングだった」と語っている姿が素敵でした。

人と比べるから色々と無駄に悩むことが多い中で、年齢関係なく自分で決めたことを全力で頑張る姿勢が今の吉瀬さんの幸せを引き寄せた気がしました。

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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