いつもは全く連絡がなかったり、しばらく疎遠だったのに、幸せな時だけ連絡してくる人っていますよね。
逆に、不幸な時だけ連絡してくる人もいます。
それって一体どっちがいいのか?
それぞれの特徴をまとめた上で考えてみました。
目次
幸せな時だけ連絡してくる人VS不幸な時だけ連絡してくる人
人付き合いにおいて連絡してくる、してこない、幸、不幸で分けると以下のように分けられます。
- 幸せな時だけ連絡してくる人
- 不幸な時だけ連絡してくる人
- 幸せな時も不幸な時も連絡してくる人
- 幸せな時も不幸な時も連絡してこない人
それぞれの特徴について、紹介していきます。
幸せな時だけ連絡してくる人
私の経験上、幸せな時だけ連絡してくる人はプライドが高く、負けず嫌いです。
人からどう見られるかを気にしていて、見栄っ張りです。
普段は疎遠なのに、「結婚」「出産」「子供の進学」など、イベントごとに連絡してくるパターンが多く見られます。
こういう人は自分の不幸な話を決してしません。
不幸な話を聞かされても滅入るだけなので、言わないでくれるのは良いですが、他の人の不幸な話を聞きたがるのが難点です。
相手より自分の方が幸せだと確認して、安心しているのでしょう。
いわゆるマウンティングするタイプです。
ここまで意地悪じゃなくても、
稀に「不幸な話をしても相手も聞きたくないだろうから幸せな話だけを」という人もいるかもしれませんね。
気遣いゆえの幸福な時だけ連絡してくる人。
私は会ったことがありませんが、会ってみたいです。
不幸な時だけ連絡してくる人
不幸な時だけ連絡してくる人は、自尊心が低く、人に寄りかかろうとしてきます。
人に話を聞いてもらうことで癒しを得ることができることを感覚的に知っています。
こういう人は、他人に求められることで承認欲求を満たそうとするため、不幸な時だけ、というよりも普段会っていても不幸な話が多い人、とも言えます。
普段から付き合いのある友人であれば、大変な時にも助けたいと思いますが、あまりにもずっと不幸な話をされたら疲れるという人が大半でしょう。
しかし、不幸な話ばかりする人は悪意があるわけではないので、上のパターンよりはマシと思います。
話を聞く側との相性にもよりますよね。
自分より幸せそうな人が嫌いなタイプとは相性が良いでしょう。
「幸せな時だけ連絡してくる人」の悪意バージョンの人は、マウントを取りたいので。
不幸な話ばかりする人は早く気づかないと、ずっとマウントを取られ続けて、ストレスが溜まっていきます。
困った時だけ連絡してくる人
不幸な時だけ連絡してくる人、とちょっとニュアンスが違うのが「困った時だけ連絡してくる人」。
「困った時だけ連絡してくる人」は何か頼み事がある時にだけ連絡してきます。
こういう人は人を利用しようとしてきます。意識的な場合も無意識的な場合もあります。
そういう意味では「幸せな時だけ連絡してくる人」と似ています。
例えば、結婚式の人数合わせのために、結婚式に招待してきた時。
「幸せな時だけ連絡してくる人」も「困った時だけ連絡してくる人」も、普段自分から連絡を取らなかったり、自分から友情を保つ努力をしてないのに、こういう時だけ「友達」という大義名分を使って、相手に行動させようとしてきます。
はっきりいって「この人なら答えてくれるだろう」とナメてきているので、嫌だと感じた時はスパッと断るほうが良いです。
幸せな時も不幸な時も連絡してくる人
幸せな時、不幸な時、関係なく連絡をくれる人は、友人関係を大事にする人です。
後述しますが、人付き合いにあまり興味がない人はどっちの場合も連絡してきませんので。
大人になると、辛い話は、よっぽど身近な人にしか話せなくなりますので、そんな中でも辛い話ができる間柄というのは、相手を信頼しているからこその行動です。
相手との心理的な距離が近く、良い関係を築けているのでしょう。
幸せな時も不幸な時も連絡してこない人
自己完結している人で、精神的に自立している人だと言えます。
幸せを他人と比べることに興味がなく、自己成長にのみ興味があります。
その分、相手の幸せにも不幸にも興味がないので、友人関係に関してドライだとも言えます。
自分より不幸な人を見つけようと躍起になることもないので、信頼できる相手です。
また、別バージョンとして、幸せな時も困った時も連絡してこない人の正体は「秘密主義」の人だから、ということもあります。
他人に情報を握られることに危機感を感じており、どんな情報も出したくないのです。
こっちのパターンだと人に興味がないことはなく、人の情報だけを聞いて内心ほくそ笑んでいる場合もある、のかもしれません。
結論
幸せな時だけ連絡してくる人と不幸な時だけ連絡してくる人はどっちが良い?かという質問に対する回答は、どっちも嫌!ということになります。
「幸せな時だけ連絡してくる人」「困った時だけ連絡してくる人」のどちらも敬遠されるでしょう。
どちらの場合も「利用されている感」が強いので、連絡をもらった方は拒否感が出てくるのは頷けます。
逆に「幸せな時も困った時も連絡してくる人」は受け入れられやすいですね。
こういう場合は普段から連絡を取って充分なコミュニケーションが取れているから、信頼関係ができているからなのでしょう。
「幸せな時も困った時も連絡してこない人」も自己完結していて、人を利用しようとすることは決してないので、人間関係においては問題ないでしょう。
相手側には「もっと連絡してほしい」と思われているかもしれませんけどね^_^;
まとめてみると、人は一貫性を求めていて、一貫性のないものに違和感を感じるのかもしれない、と思いました。
確かにどっち付かずの態度の人、いわゆる八方美人は嫌われやすいですよね。
普段周りに雑な扱いをしているのに、幸せな時、困った時だけ頼るのは嫌われるパターンの典型です。
人付き合いにおいて、「思いやり」を大事にする人ならば「幸せな時も困った時も連絡してくる人」「幸せな時も困った時も連絡してこない人」の2つに振り分けられるでしょう。