友達に好かれない、と気づくと辛いですよね。
悪口を言われたり、仲間外れにされたりすることはないから嫌われてはないだろうけど、あっちから誘われることが滅多になかったり、キャンプや旅行などの楽しいイベントに誘われず、後から「楽しかった~」という感想を聞かされたり。
そういう時、「なんで私を誘ってくれないんだろう?」「私って人望ないのかな?」「好かれてないのかな?」と悩んでしまう人は少なくありません。
今回は友達に好かれない人の特徴と対処法について、詳しくご紹介します。
目次
友達に好かれない人の特徴7つ
まずは友達に好かれない人の特徴からご紹介します。
ポジティブなものとネガティブなものが混在していますので、自分と照らし合わせて該当するものを参考にしてみてください。
余計な一言が多い
悪口は言わない、噂話もしない人は一般的にはいい人なので付き合いやすいし、好かれやすいはずですが、相手のことを思いやれない発言をする人は好かれません。
つまり、余計な一言が多いタイプで、こういうタイプは好かれるどころか発言によっては嫌われ、敬遠されていきます。
例えば相談ごとを持ちかけた時。
「出会いがなくて。」
と悩んでいることを告げると、
「そうなんだ~私は出会いで困ったことがないよ。」
「自分からナンパすれば?私はしたくないけど。」
などと、悩んでいる相手に寄り添うどころか、余計な一言を言ってしまうのです。
これは他人に興味がない、自己中心的な人に多いです。
自分さえよければいい、もしくは自分と彼氏、家族さえよければいいというような本心が透けて見えるので、相談した側はゲンナリします。
「この人に相談した私がバカだったわ…」と。
女性は悩み事を相談する時には共感を求めていることが多いので、具体的な解決策を示さずとも共感を示してくれればコミュニケーションは取れるのですが…
こういうタイプに共感を求めるのは難しいので、(共感を求める)同性の友達は去っていき、「悪口は言わない、噂話もしないのに、なぜか好かれないな?」と感じるようになります。
自分の世界観がある
多くの人が興味を持つようなことではなく、マニアックなことに興味を持ち、人と違う視点を持って日々を過ごしている人は「自分の世界がある人」と思われ、あまり人が寄ってきません。
それで結果として、「あまり人に好かれないな」と感じるようになります。
例えば大学生くらいで趣味がスポーツ、音楽イベント、アイドルなどではなく、和太鼓、チベット密教の研究、投資だったりすると、周囲に似た趣味を持つ人が少なくなるため、浮くことになるでしょう。
趣味、趣向が極端に違うと一緒に楽しめないので、遊びに誘われることがなくなります。
自分が好きな趣味に没頭してそれで満たされるなら問題ないですが、「人から好かれたい」「たまには人とも交流したい」という意志があるなら、周囲と共有できる趣味を持つのも一つの手です。
一人行動が平気で、群れるのが苦手
集団行動が好きな人は何をするにもどこに行くにも誰かと連れ立って行きたがります。
その場合お互いに誘い合って行動するので、友達と連絡を取る機会が多く、「好かれない」と感じることは少ないでしょう。
一方で、一人行動が好きで群れるのが苦手な人はどこかに行ったり、何かをしたりする時に自分だけで完結するので、誰かを誘うことはありません。
誘わない人はよほど魅力的な人でない限り、誘われなくなっていきます。
また、一人で行動しているところを見て「あの人は一人行動が好きなんだな」「声をかけたら迷惑かな」と思われると誘われなくなるので、「なんか周りに好かれないな」と感じることになるのかもしれません。
周りにいるのが合わないタイプばかり
学生時代からのグループ付き合いだったり、職場の同僚だったり、周囲にいる人間のタイプが今の自分のタイプと合わないことがあります。
例えば悪口、噂話が大好きなメンバーが多いグループにいながらも、そういうのをしたくないと感じていれば、周囲から合わないな、と思われ、敬遠されるようになっていきます。
むしろ、悪口を言われる対象になるかもしれませんね^_^;
他にも職場でプライベートにまで踏み込んだ付き合いを望む人が多い中で、仕事とプライベートは分けたい、仕事では話すけどプライベートでは遊んだりしたくないと感じている場合、そういう思いが無意識に態度に出てしまうので周囲から浮き、敬遠されるようになることもあります。
メリットがないと思われている
人間関係は突き詰めるとメリットがあるかないか、と言えます。
その人と付き合うと周囲から一目置かれる、プレゼントをもらえる、人脈作りに役立つ、などの露骨なメリットだけでなく、一緒にいると楽しい、一緒にいると明るい気持ちになれる、などのメリットの場合もあります。
人から好かれない、と感じる人は周りから付き合ってもメリットがない、と思われている可能性があります。
余計な一言を言う、愚痴が多い場合、メリットどころかデメリットを提供していることになるので、ますます人は離れていきます。
余計な一言、愚痴、悪口を言わなくても、面白くなかったり、相手が望む楽しさを提供できなかったりする場合も人は寄ってこず、当人は「好かれない」と感じることになります。
悪口にのってこない
悪口でつながっている人間関係というものがあります。
そういうタイプの友達と付き合いがある場合、悪口を言わない、もしくは悪口に乗らないと輪に入ることはできません。
「A子って○○だよね」
「B子ってむかつくよね」
こういう話に良いリアクションを返さなければ段々と敬遠されるようになりますし、むしろ悪口を言われる対象になっていくでしょう。
ただ、こういう人たちと付き合いたい、好かれたいという人は少ないと思うので、敬遠されても特段気にする必要はないでしょう。
相手にはもっと仲が良い人がいる
友達に誘われない、好かれないと思った時にその友達が普段どういう人と交流しているのかを見ると原因が分かりやすいです。
その友達に頻繁に遊んでいる別の友達がいるのなら、その人はこちらよりもその人のほうが気が合う、好き、と感じているということです。
例えば高校時代に同じグループじゃなかったAと大学生になって仲良くしようとしても、Aには高校から同じグループで仲の良いBがいる、と言った具合です。
この場合、付き合いの期間が長い分、絆も深いと言えます。
逆に、A、B、Cと知り合ったタイミングが同じでも、趣味趣向、フィーリングで付き合いに差が出ることはありますよね。
こういう場合は「相手にはもっと合う人がいる」「合わないタイプだから仕方ない」と割り切って、他に自分に合う人を探す方がおすすめです。
友達に好かれない悩みの対処法4つ
友達に好かれないと気づくと悲しい気持ちになるものですが、その事実にどう対処していくかは人それぞれです。
対処法を大まかに分けると人から好かれるように努力する、気にせず我が道を行くの2パターンに分かれます。
個人的には我が道を行く方をおすすめしますが、ひとまずそれぞれのパターンについて解説していきます。
好かれるために友達の好みに合わせる
好みが合うと友達に好かれる可能性は高くなります。
話が合うので、友達も一緒にいて心地よいと感じるようになるからでしょう。
ただ、友達と同じ趣味を持ち、友達の悪口に相槌を打ち、友達のスケジュール優先など、合わせすぎると逆効果です。
このような行動をしているとナメられて友達というよりも都合のいい存在として扱われるようになります。
基本的に人間は自分のことばかり考えていて、自分が一番かわいい生き物です。
家族ならまだしも、血のつながっていない友達を自分を捨ててまで尊重する人はいません。
何でも合わせていると「こいつは何言っても言うことを聞く」「都合よく扱ってもいいんだ」と思われてしまいます。
特に相手に他に仲が良い友達がいて、こちらのことはそれほど、という場合、その利用具合の悪質さは加速します。
そんな風に好かれても意味がないので、この方法はおすすめできません。
自分と似たような人種がいるコミュニティに行く
自分に合う友達に好かれたいと思うなら、自分と似た趣味、趣向、考え方を持つ人が多いコミュニティに所属するのがおすすめです。
共通点が多いと話が弾みますし、一緒に楽しさを共有できるので好かれる可能性が高まります。
コミュニティというのは大人だったら社会人サークルだったり、カルチャーセンターだったり、語学学校だったり、色々と考えられますね。
一人で新しいコミュニティに行くのは緊張するかもしれませんが、新たな交遊関係を作るチャンスなので、無理しない範囲で挑戦してみましょう。
そういう星の下に生まれたと割り切る
人から好かれない、と思った時、逆に人から好かれるのはどんな人か、と考えてみてください。
- 美男美女、外見がいい
- 性格がいい
- 性格が明るい、陽キャ
- グループの中心人物
人から好かれる人はこういう特徴を持った人気者であることが多いですよね。
でもこんな人が周囲にどれくらいいるでしょうか?
人気者なんて本当に一握りですよね。
例えば学生時代のクラス単位で考えると、本当にクラスに1人、2人ではないでしょうか?
こういう人気者は自分が人に好かれない、と思うことはほとんどないでしょう。
何もしなくても人が寄ってくるので^_^;
しかし、突き詰めると人が寄ってくるのはメリットがあるからなんですけどね。
- 一緒にいると周りから一目置かれる
- 一緒にいることで自分も周囲に人気者だと思わせることができる
- 美男美女といると、自分も美男美女になったような気分になれる
など。
本当に相手の人格を見て、高尚な友情を築けているか?と考えると何とも言えません。
まぁその話は一旦置いておきます。
つまり、こういうメリットを提供できる人には人が集まりますが、ほとんどの人はそうではない、ということです。
なので、人から嫌われないけど好かれもしない状態は別に普通、だと言えます。
ならばそういう星の下に生まれたと割り切って、自分が手に入れたいもの、達成したいことなどに集中するほうが人生を有意義に過ごせるという話です。
この考えは次の対処法にもつながってきます。
一人の時間を楽しむ
夢中になれることがあったり、目標達成に集中していると友達付き合いに時間を割くことに価値を感じなくなるので、友達に好かれない、と悩むことはなくなります。
そうなれれば悩みが減る上、人生が向上するので、この境地にたどり着くことを最もおすすめします。
ただ、人は一人では生きていけないので、人との交流というのはある程度はあったほうがいいと考えますが、人生を通して自分に合う友達に出会うのは中々稀なことですし、無理して探すものでもありません。
無理して探そうとすると、そこに付け込んだフレネミー・マウンティング人間などの悪質な人間が寄ってきてしまうので、そういう人種を寄せ付けないためにも一人の時間を楽しめるようになっておくことが大切です。
まとめ
友達付き合いを重視している人にとっては友達から好かれないというのは大きな悩みですよね。
好かれない=嫌われている、という場合ばかりではなく、相手側に理由があったり、ただ相性が悪かったりすることも多いので、そんなに自分を責める必要はありません。
趣味、趣向、考え方が合うと仲良くなりやすいので、自分と似た趣味、趣向、考え方の人に出会えるコミュニティに所属するのがおすすめです。
ただ、友達に好かれたいとあまりにも強く思いすぎると、その弱みに付け込んでくる人もいるので、友達に好かれなくてもいい、今はそういう時期、一人でも楽しく過ごせる、いつか気が合う友達に好かれればOK、くらいのスタンスになっておくほうが精神衛生的にもよく、おすすめです。