ズバズバとものを言われて、気分が悪くなった経験を持つ人は少なくないでしょう。
相手がどう感じるかに配慮すれば、ズバズバ言うこともないのですが、「ズバズバ言う人」は、どうもそれができないようです。
周りにいる人の気分を害するズバズバ言う人の心理や特徴をまとめました。
目次
ズバズバ言う人の心理
強いコンプレックスがある
ズバズバ言う人は、強いコンプレックスを抱えています。
コンプレックスを感じている部分に強みをもっている人を前にすると、コンプレックスが刺激されて、ズバズバ言う形で、攻撃をします。
意図的に攻撃しているパターンです。
例えば、
40歳くらいで現在の生活に不満を持ち、「もっと若い時に頑張っていればよかった」と後悔している人。
目の前に現れた優秀な若い部下に嫉妬し、わざと本人が気にしていそうなところを突いてきたりします。
その部下が、うまく立ち回れないタイプとわかれば、鬼の首を取ったように更に攻撃してくるのです。
他には、事業の成功によりお金持ちになったけど、学歴がなく、そのことをコンプレックスに感じている人。
同じ業界にいる、学歴のある人に攻撃的になります。
周りにナメられたくない気持ちが強すぎる
学生時代に評価されるポイント、美人、イケメンだったりの容姿の良さ、学力、社交性などのどれかが欠けていて、馬鹿にされていたり、いじめられたことがある人の中には、もう二度と攻撃されたくなくて、先に周囲を威嚇することで自分を守る人もいます。
そういう人が大人になって、社長などの地位に就くと、部下にズバズバ言って、いじめるようになるのです。
無神経
上の2つは醜悪さが強いですが、中には無神経すぎて「ズバズバ言う人」もいます。
こういう人は、普段は楽しく会話することができます。
が、相手が気にしているであろうことなど、普通の人がスルーすることを言葉に出して、面と向かって指摘してきます。
例えば、久々に会って太っていた友達に「太ったね」
髪が薄くなっていた人に、「髪、薄くなったね」など言うのです。
ズバズバ言う人の特徴
嘲笑する
面と向かって、相手の欠点を「あんたって○○だよね笑」と嘲笑してきたり。
初対面の人に対しても、立場が下であることが明確であれば、馬鹿にします。
会社では自分より下の立場の人間をいじめます。
上の立場にはそういうナメた態度を出さないため、
中々そのタイミングではいびりが露呈することはありません。
が、下の立場の人が出世した時や、立場が逆転した時。
かなりの恨みを持たれているので、追い込まれる可能性があります。
「私は忘れていませんよ」という態度を示すと、恐れおののくでしょう。
ズバズバ言う人への対処法
関わらないようにする
関わらないで良い相手ならさっさと疎遠にしましょう。
言い返す
ズバズバ言われて、悲しくなったり、つらくなった場合。
優しい人ほど、何を言われても流してしまう傾向があります。
すると、相手に「何を言っても抵抗しない」という印象を与えてしまいます。
腹が立つことを言われたら、「そういうことを言うな」と毅然と主張しましょう。
言ってもニヤニヤと取り合わない場合もあるので、その場合は相手のコンプレックスを突く発言をし返すといいです。
「髪薄くなったね」と言われたら、「あなたもほうれい線がくっきりになったね」と言い返すなど。
無視する
ズバズバとむかつくことを言われて、相手にするのも馬鹿らしい、と思うなら、無視することをおすすめします。
職場の人なら、仕事に関係があることだけを聞いて、容姿のことやプライベートのことなど、関係ないことを言われたら、キレた顔で、ガン無視しましょう。
最後は誰も周りにいなくなる
ズバズバ言う人が社長だったり、会社で上の位置にいるなら、うまくやらないとやっていけないから、周りが合わせているだけですよね。
必要性がないなら、誰もそんな人のそばに居たくないのです。
必要性がなくなれば、ズバズバ言う人の周りからは蜘蛛の子を散らすように人がサーっと消えていくでしょう。
関わってくれるのは家族だけ、いや、家族も離れていくかもしれません。
そんな人に待っているのは「孤独」です。
弱い人ほど孤独に耐えられないので、一人ぼっちになって苦痛を感じながら、過去にやりたい放題やった時の代償を支払うことになるでしょう。