第16代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンはかつてこう言いました。
Every man over forty is responsible for his face.
40歳を過ぎたら誰もが自分の顔に責任を持たなければならない
自身の内閣に入れる人を選ぶ際に、とある男性を勧められたリンカーンはこう言って断ったといいます。
私もこのリンカーンの意見に賛成です。
人間は、年齢を重ねれば重ねるほど日々の表情が顔にしみついていき、内面が顔にでやすいと思うのです。
もっと言えば、言動や行動、醸し出す雰囲気も込みで見ると、自分との相性が悪い人を見抜く精度が上がります。
顔が意地悪で性格も悪い人の特徴をまとめました。
顔が意地悪な人で性格も悪い人の特徴
口がひん曲がっている人
生まれつきの口の形などもありますが、口角が下がっていると意地悪そうに見えます。
昔からの知り合いであれば、昔と比較すれば一目瞭然ですね。
「なんか昔に比べて口角下がってるな」
と思ったら要注意です。
また、会話してみて話す内容が意地悪なことばかりだったり、嫌味を言うようになっていると、最近ではそのようなことばかり頭の中で考えているんだな、と予想がつきます。
そのような人物には必要以上に近づかないほうが良いでしょう。
ニヤニヤしながら嫌なことを聞いてくる人
笑顔を浮かべていても、良い人とは限りません。
笑顔にも健全な笑顔といやらしい笑顔があります。
ニヤニヤした笑顔で嫌なことを聞いてくる人は、人の不幸を楽しんでいることが表情に出てしまっている人です。
こういう人は笑顔でネガティブなことを聞いてくるという特徴があります。
「最近なんか不幸なことないの?」
「なんか失敗談ないの?」
「ねぇなんで離婚したの?」
こういうことを人に聞く時点で、人の不幸を楽しんでいる、または楽しみたい、自分のほうがマシだと思いたいという歪んだ感情の持ち主であることがわかります。
危険度Aの地雷物件です。
目が笑ってないのに褒めるようなことを言う人
口だけで笑顔を作るとわざとらしい笑顔になってしまいます。
目を見開いていて、口角だけ上げて人を褒める人は本心ではそう思っていない、という場合があります。
「本当にすごいよね」
「おめでとう」
「綺麗だね」
言葉だけ見ると良く聞く褒め言葉ですが、表情とセットで見れば本当に思っているかどうかは一目瞭然です。
顔に性格が出るって本当?
私は年齢を重ねるほど、顔に性格が出るようになると思います。
意地悪な表情を浮かべていると、そのような表情が顔に染み付いていくのです。
これまで出会った嫌らしい笑顔の歯医者の受付のおばさん(推定50代)、会社のお局さん(30代後半)は意地悪な人でした。
表情と言動セットでいやーな雰囲気を醸し出す人はいるものです。
そういう人達は上記の特徴を持っていました。
アメリカの作家、哲学者のラルフウォルドーエマソンが言った、
「人間は一日中考えている思想それ自体である」
という言葉にもあるように、常々考えていることがその人の行動、言動に反映されます。
思想のアウトプットが顔の表情なのです。
外見で人を判断するな、という言葉もありますが、「顔に性格が出る」というのはあると思います。
ちょっとでも「ん?」と思った人には、警戒度を上げて、接していくといいでしょう。
ぜひこの判断基準を持って、円滑に日々を過ごせるようになっていきましょう。
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