職場の人間関係の中で孤立したら。
本当につらいと思います。
でも、以下の対処法を試せば、挽回できるかもしれません。
対処方法をご紹介していきます。
目次
職場の人間関係で孤立した原因は何だろう?
改善を図る前に、まずはなぜ職場の人間関係で孤立したのかを考えてみましょう。
以下に考えられる理由を挙げていきます。
馴染もうとしてない
その職業に不本意についたり、自分の居場所じゃないと思っていると、自然と周囲に対して壁ができてしまいます。
そんな時、
「自分はここにいるべきではない」
「もっと相応しい場所がある」
と頭の中で考えていませんか?
特に新しい職場に来たばかりの頃、
馴染もうとしていないと、周りからの反感を買ってしまいます。
人見知り
人見知りで、自分から積極的に話しかけられない人もいますよね。
同僚も忙しかったり、新人に話しかけたりする気づかいを持ち合わせていない場合、こっちから行かないとコミュニケーションをとることはできません。
その場合、「孤立した」と感じてしまうのかもしれません。
誰かに悪い話を広められた
単に相手のことが気に入らないからといって、悪意のある噂を広める人もいます。
そういう人がいる職場に出会ってしまったことは不運です。
その人物が周囲からの信用度が低い人であれば、
あなたの噂話も話半分に聞いているでしょうが、
その人物が噂好きの人と思われていない場合には、
職場に長くいる人の方が信頼されているのは当然なので、
そうなるとあなたの噂話を信じてしまっている人もいるでしょう。
軽率に同僚の悪口を言ってしまった
これはまずかったですね。
もしかすると、嫌な目にあったのかもしれません。
同僚が悪いのかもしれません。
しかし、
入ったばかりなのに、昔からいる社員の悪口を言うことはNGです。
相手はあなたのこともどんな人物か測れていないのに、人の悪口を言ってしまっては、
「悪口を言う人なんだ」という印象が強くなってしまいます。
職場の人間関係で孤立する原因は自責、他責、色々ある
このように、コミュニケーションがうまくいかなかったり、性格だったり。
相手が悪意を持って接してくる場合もありましたが、
どちらにせよ、本人は職場で孤立した、と感じ辛くなってしまいます。
職場の人間関係で孤立した時の対処法
次に職場の人間関係で孤立した時にどうすべきか、ということをまとめてみました。
挨拶をする
挨拶は大事です。
挨拶をされて嫌な気持ちになる人はいませんよね。
笑顔で挨拶をすることで、「あなたの存在を認めていますよ」という印になります。
口下手だったり、人見知りでも、挨拶ならやりやすいのではないでしょうか。
このように、
小さなコミュニケーションを取る努力をすることが大切です。
ある程度自己開示をする
人は、未知なるものを脅威に感じます。
人間に対しても同じで、
話さない、コミュニケーションを取ろうとしない人には、脅威を感じますし、馴染もうとしていない、と取られ、反感を買いやすくなります。
うまくいけばミステリアスと思ってもらえるでしょうが、それは運が良い時だけ。
ある程度、自己開示をして「私はこんな人」というのを示すことが大事です。
といっても、多くのことを話す必要はありません。
あまりたくさんの情報を与えすぎると、それを利用しようとする悪意のある人もいますので、気を付けましょう。
ぱっと聞かれた時に、話し過ぎたり、黙ったりしないためにも
どこまでは話せる、という自分の基準を持っておきましょう。
年齢、前職、既婚か未婚か、まではOKだけど、
両親や兄弟のことは話したくない。
住んでいる場所のことは話したくない。
など、心に決めておくだけでいいです。
咄嗟の時に、役に立ちます。
飲み会、懇親会に参加する
こちらもコミュニケーションの一環です。
飲み会に参加することで、普段あまり話さない同僚とコミュニケーションをとることができます。
また、飲み会に行くことで、
「皆と話したい」
「コミュニケーションをとりたい」
という意思を示すことにもなります。
嫌われているという自覚がある場合、辛いかもしれませんが、
できる限り行ってみるのも一つの手です。
会話スキルを高める
会話は人間の主なコミュニケーションツール。
こじれるのも仲を深めるのも会話次第です。
嫌われたのだとしたら、知らない間に相手の地雷を踏んでしまっている可能性があります。
その場合、二度とその地雷を踏んではいけませんし、相手を怒らせている状態からやんわりとでも仲直りをしていく必要があります。
職場のルールに従う
職場にルールがあって、ほとんどの人がそのルールに従っている場合、
自分だけそこに従わずに反発ばかりしていたら、孤立するのは当然でしょう。
多少おかしいなと思っても、
最初は従っておくほうが無難です。
長い物にまかれるようで嫌かもしれませんが、もし職場のおかしなルールを変えたい場合は、社内に味方を作って
もっと立場を固めてから動く方がよいでしょう。
仕事をきっちりこなす
これは最も大事です。
職場での本来の目的は仕事をきっちりこなすこと。
仕事をきっちりしていけば、
同僚の信頼も次第に勝ち取ることができるでしょう。
逆に仕事をこなせていないと、
相手に批判される隙を与えてしまいます。
そうならないためにも、
仕事に関しては、有無を言わせないくらい、しっかり行っていくのが良いです。
環境は無視して、目的に集中する
嫌われた、孤立している、と強く意識すると、
周囲の目が気になったり、辛い気持ちになることが多いでしょう。
しかし、ネガティブな部分にフォーカスしていても
余計に暗い気持ちになるだけです。
そんな時は、身を置いている環境を無視(あまり考えないようにする)して
これからの人生をどうしたいか?
どんな楽しいことをしたいか?
といったポジティブなことを頭の中に置いておくことが重要だと思います。
職場の人間関係で孤立したら。やってはいけないこと
もしかして嫌われてる?孤立してる?
と気づいた時はつらいですよね。
嫌ってくる相手の目が気になって、
仕事も普通にできなくなるかもしれません。
しかし、
相手の態度を気にしすぎるのはよくありません。
そんな時にやってはいけない行動があります。
相手のご機嫌を伺う
相手が自分を嫌っていることに気づいて(もしくはそう思って)
機嫌を伺うような行動はNGです。
自分のスタンスを曲げているように見えるし、
弱く見えてしまいます。
自分自身が強気な態度をとっていて、そのせいで嫌われたと思うなら
多少態度を和らげるのはいいですが、
そうでなければ、
毅然とした態度で、仕事をこなすことを心がけましょう。
どのくらいで効果が出るのか?
上記の対処法を試して、効果が出るまで
ある程度かかります。
3か月~6か月は見ておいた方が良いでしょう。
人は最初の印象に固定されてしまうため、
印象を覆すのにある程度時間がかかります。
大人だと
「私何か悪いことした?」と聞くこともないし、
「○○だったから、あなたが嫌いなんです」と素直に教えてくれることはないでしょう。
「何か悪いことした?」と聞きたくても、そんなに仲が良くない職場の同僚に
そういうことを尋ねることすらできないですよね。
しかし、心の内では
「実際どうなのかな?」と気になってしまう。
あっちも本音を教えてくれないのなら
こっちも本音をさらす必要もないし、
気に病む必要もないと思います。
気にせず、上記の方法を実践、仕事や他の目的に集中しましょう。
気づいた頃にはあなたを取り巻く環境が変化してきているはずです。
どうしても耐えられないし、気になってしまう
嫌われ度も色々あります。
言葉では言わなくても露骨に態度に出したり、
仕事上で嫌がらせをしてくる人もいます。
そのことがストレスでどうにも耐えられない!という場合には。
転職もアリだと思います。
職場という狭い場所にいると、そこでの人間関係に捕らわれがち。
毎日通う場所なので、自分自身のセルフイメージの形成にも強く影響を受けます。
「嫌われる自分」「どこにいってもうまくいかない自分」
というイメージができてしまうかもしれません。
しかし、そこだけが全てではありません。
世の中、数えきれないほどのコミュニティがありますし、
環境を変えると、受ける影響も変わります。
合わなかったり、自分らしく振舞えない会社で苦しんで数年過ごすくらいなら
環境を変えるほうが良い場合もあるのではないでしょうか?
転職活動を行う際、
一人で転職活動するのは大変です。
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まとめ
職場で嫌われ、孤立した時に挽回できるかどうかについてまとめてきました。
一度できてしまった印象を覆すのは難しく、時間がかかりますが、不可能ではないです。
挨拶をする、コミュニケーションを取る姿勢を見せる、会話スキルを上げる、仕事はきっちりこなす。
これらに地道に取り組んでいくことで、周りの信頼を徐々に取り戻していくことができます。