人間関係のロッジ

自分にとって良い人が本当に良い人とは限らない

人と話をしていて、「この人良い人だな」と思うと、その人のすべてを肯定的に見てしまうことってありませんか?

大抵の人は、自分に好意的な人のことを「良い人だ」と思ってしまうでしょう。

でも、そうやって心を許すと痛い目を見ることがあります。

今回は、自分に好意的だから良い人と思っても、その人は本当に「良い人」とは限らない、ということについて、お話していきたいと思います。

 

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自分にとっての良い人が本当に良い人じゃないと気づく瞬間

例えば、新しいコミュニティに入って、笑顔で話しかけてきたり、知り合いが一人もいない中でずっと構ってくれたりしたら、「親切な人だ」「良い人だ」と思いますよね。

初めての集団の中で一人だと心細い状態なので、余計に親切が身に染みたりします。

でもそれだけで、「良い人」認定して、信頼して何でも話していると、痛い目を見ることがあります。

それはこんな瞬間に気づきます。

 

悩み相談からの暴露

自分に対して親切だったり、優しくしてくれると、「良い人だな」と信頼して悩みを話してしまったりします。

その人だけにしか話していないのに、なぜか他の人がその話を知っていた、そんなことってありませんか?

その人にだけしか話してないという確証があるのだとしたら、他の人にペラペラ話したのはその「良い人」ということになります。

 

 

そんな「良い人モドキ」は「良い人」の顔をして笑顔で好意的に接してきます。

誰でも好意的に接せられたら悪い気はしないので、信頼して心を許してしまうことを知っているのです。

そうして気を緩ませてから、悩みや弱みを聞きだし、周りの人に暴露します。

 

こうなった時に、「全然良い人じゃなかった」と気づくでしょう。

 

手のひら返し

好意的に近づいてきて、後で手のひら返しをしてくる「良い人モドキ」もいます。

例えば、習い事のコミュニティなどで、こちらの方が上手な立ち位置にいると、後輩のような顔をして、「教えて、教えて」と言ってくる人がいます。

そういう人はコミュニケーションがうまいので、「さすが!」「○○さんのおかげでうまくいったよ~」などと感謝を素直に表してきます。

こういう行動をされると、「良い人だ」「素直な人だ」と思ってしまう人が大半でしょう。

それが普通の反応というものです。

 

 

しかし、その人が上達してきたり、他に教えを乞いたい人を見つけた場合、手のひらを返したような態度を取ってくることがあります。

なぜか嫌味を言ってきたり、仲間外れにしようとしたり。

影で噂を流すこともありますね。

もうこちらに利用価値がないと判断したのでしょう。

もしくは、実は嫉妬していた、というのもあります。

 

その時に初めてその人は良い人ではなく、「利用するために笑顔で近づいてきた人」「良い人のフリをした人」だったことに気づきます。

 

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自分に好意的かどうかを良い人の判断基準にするのは危険

誰だって自分に親切で優しい人のことは好意的に受け止めてしまいますが、それだけで良い人と判定してしまうと危険です。

上記のように裏の意図がある場合もあるので、慎重になったほうが良いです。

大人になると、ある程度経験を積んでいるので、「そんなのわかってるよ!」と思うかもしれませんが、無意識の内に、↑のような行為を受けて、好意的に相手を見ていることは多いです。

騙されている状態です。

 

 

「良い人」って何なのか?と言われると、完全な良い人はいないんじゃないか、という結論に達しますので、ここでは「相手のプライバシーを重んじる」「噂話を流して人を陥れない」「仲間外しをしない」「ハラスメントをしない」「自立した精神の人」を良い人とします。

 

次に、本当に良い人かどうかを見抜くためのチェックポイントをご紹介していきます。

 

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本当に良い人かどうかを見抜くためのチェックポイント

 

他の人への態度を見る

自分にだけ好意的だから、と考えて目を曇らせていてはいけません。

他の人に対してどう接しているか?にヒントが隠れています。

例えば、自分には親切だけど、他の人を馬鹿にしたり、いじめていたりしたら絶対に良い人ではありませんよね?

 

 

自分には良い人だから、と思考停止して、周りを見ないのは危険です。

その人が自分に好意的な内は良いですが、手のひら返しされた時に痛い目を見ます。

 

 

自分の身を危険から守るためにも、本当はどんな人なのか?を見極めましょう。

 

わざと腰低めにする

こちらの態度が弱めだと、図に乗って偉そうにしてくる人がいます。

その代わり、自分よりも実力があったり、人脈があると踏むとペコペコする。

こういう人は、常に相手が上か下かを測っている、マウンティング人間です。

 

 

こちらの方が実力、人脈が上だと判断すると、好意的に接してくるので、あえてそこを見せずに腰低めにしてみましょう。

そこで、偉そうな態度を取ってきたら、マウンティングする人だと言うことです。

もしこちらがピンチに陥っても助けてくれないし、影で喜ぶような人間です。

絶対に信用しないほうがいいでしょう。

 

 

ナメられやすい人は、このような輩に良く遭遇します。

ストレスが溜まりますが、ナメられると良いこともありますね。唯一のメリットではありますが…

上記のように、相手にとってひどく態度を変えてくる人を一発で見抜けるからです。

 

まとめ

笑顔で接してきたり、色々なことを教えてくれると、「この人は良い人だな」と判断しがちです。

悩んでいたり、初めて行った場所で緊張している場合、ありがたく感じて、余計にそのように思ってしまいます。

警戒していても、接している内に無意識的にそう思ってしまうので、危険なんです。

 

 

最初は普通にコミュニケーションを取っていても、他の人への態度がひどかったり、自分に対して手のひら返しをされた瞬間に、「良い人じゃなかった」と気づきますが、その頃には時すでに遅し。

色々話したりして情報を与えているので、利用されたりします。

それはもう仕方がないので、今後同じ過ちを繰り返さないための反面教師にしましょう。

 

 

「本当に良い人かどうか」を見抜くためのポイントは、「他人への態度を見る」ことと、「わざと腰を低くして反応を見る」やり方が挙げられます。

他人に一方的に嫌味を言ったり、意地悪している人は絶対に良い人ではないので、信用に値しません。

相手よりもスペックが低そうにして、どんな態度をしてくるかも判断基準になります。

マウンティング人間は、すごく偉そうな態度を取ってきますし、良い人はいちいち態度を変えたりしませんので。

 

 

「自分にとっての良い人が、本当の良い人とは限らない」

 

 

これを肝に銘じて、人間生活を頑張っていきましょう。

 

 

アレクシス
何度か失敗して、皆気づくものだよね
シカ神
失敗を恥じる必要はない。人間を知るために必要な経験だったのさ
オリバー
俺にとっては餌をくれて可愛がってくれるなら、皆良い人だよ

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